・これが私の愛車、ホンダ・フィットシャトルです。

肌寒い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。ホンダ学園の電装担当、植平です。

さて突然ですが、ホンダ学園にはシブいクルマやバイクに乗っている学生がたくさんいます。普通のクルマに乗っていると言うとかえって浮いてしまうほど。しかし今回はそんな「浮いてしまう側」の私の愛車の紹介になります。

これが私の愛車、ホンダ・フィットシャトルです。

ホンダの看板車種、フィットのボディを延長しステーションワゴンにしたこのクルマは、1.5Lエンジンをフロントに搭載しCVTを介して前輪を駆動する、何の変哲もない実用車。

そんなフィットシャトルの特長は、コンパクトなボディに驚きの積載力です。

ただでさえユーティリティの鬼であるフィットのステーションワゴン版なので、5ナンバーサイズとは思えないくらい広々とした荷室。

しかも二列目シートを前に倒せばスペースはさらに拡大し、大人が(なんとか)横になれるほどの広大かつフラットな荷室が出現します。

おかげでラゲッジスペースが足りないと思ったことは今まで一度もありません。普段の買い物から趣味の旅行まで大活躍してくれる良き相棒です。

外見はなんの変哲もない私のフィットシャトルくんですが、こだわりポイントはちゃんとあります。

それはフロアにデッドニングを施してあるということ。

自動車におけるデッドニングとは、走行時のノイズ低減を目的として制振材や吸音材などを車体に張り付けることをいいます。

最近は流行り病のおかげでなかなか遠出もできていませんが、長距離を頻繁に走っていた時に「もっと静かに快適に走りたい…」という思いが積もり積もって、ある日爆発してDIYでやってしまいました。

外見からは分からない部分なので少し紹介させてください。

これがデッドニングに使う材料です。

写真左から順番に制振材、吸音材、遮音材。これらをフロアに敷き詰めていきます。

まずは制振材です。鉄板をコンコンと叩きながら音の大きい部分に貼るのが正しい方法らしいですが、面倒くさくなって(あと指が痛くなって)途中から適当に貼ってしまったのは内緒です。

次に吸音材です。フロアの形状に合うようにカットして…

敷き詰めます。余談ですが吸音材は最初からふんだんに入っていたようで、コストや重量などの制約の中で最大限快適にしたいというメーカーの気遣いを感じました。(制振材や遮音材って重いんですよね…)

最後に遮音材。吸音材と同じようにカットして…

吸音材の上に敷き詰めます。

詳しいことは分かりませんが、これらの材料はどれかを省略するだとか、あるいは入れる順番を変えただけでもノイズ低減の効果が薄れてしまうのだそうで、音の世界は奥が深いと思いました。

デッドニング後の感想は、実施前後で計測をしていないため完全に感覚のみですが確かに静かになったと感じました。

後日知人に何も伝えずに乗ってもらった時も、「フィットってこんなに静かだった?」と言ってもらえたので、たぶん気のせいではないと思います。(笑)

また思いがけない効果としては、走行中足裏に伝わる振動が少なくなって車が上質になった感じがしました。

これは二日掛けて作業した甲斐があったというものです。皆さんもデッドニング、おすすめですよ!

以上で私の愛車紹介を終わります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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