皆さん、初めまして。ミッショングループ・リーダーの福澤と申します。
ミッショングループ最初の仕事は...なんとお掃除!
トランスミッションのオイルシールが硬化していてオイルが漏れるという症状が出ていたために、ミッションケースの外側もドロドロ...。
う~ん...汚い。でもキレイにしなきゃ始まらないので頑張りますよ~。
灯油とブラシを駆使して4時間後にはこの通り。
すっかり見違えました!
分解作業の準備が終わったところで、いよいよミッションケースを割っていきます。
オイル漏れがあったため内部の状況が心配だったので開けるのがドキドキです。
開けてびっくり!!キレイなものです。内部のキレイさに驚きつつも、もう一つ驚いたことがありました。それはケースの割り方です。
ミッションケースの主流な割り方と言えばベルハウジングとギヤハウジングが分離するタイプなのですが、なんとシャレード君はモナカのように真っ二つに開く構造になっているんです。ギヤが取り出しやすくて助かりますね。
こんな風に締め付けボルトの長さをメモしておけば、組み立て時にスムーズに作業が出来ます。
内部もきれいに洗浄してディファレンシャルのみをケース内に戻して梱包します。
何故梱包しているかというと、LSDを製作していただくために発送するからです。
製作してくださるのは例年通り、クラッチで有名なあのOS技研様です!!
次回はLSD製作をお届けする予定です。お楽しみに!